体臭は臭い、フェロモンは無臭と言うのは本当だろうか

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体臭は臭い、フェロモンは無臭と言うのは本当だろうか

フェロモンは無臭と言われていますが、フェロモンを出す香水というものは臭いがします。ではフェロモンとはどのようなものなのでしょうか。実はフェロモン自体は分泌していても、嗅覚として臭いを感じる事はありません。しかしながら、それを感じる部分は鼻の中にある鋤鼻器官と言う部分で感じています。そしてフェロモンを出す香水が本物であれば、フェロモンとして鋤鼻器官を刺激するような成分は入っているが、無臭の為、それをイメージした臭いの成分や好感を持たせる効果があると言われている成分を配合している可能性が高いのです。つまり、それ自体は無臭なのです。例えば、薄明かりの暗い雰囲気は、夜の中でも活動する事をイメージさせ、そこから夜の営みをイメージさせたりします。夜のお店も若干薄暗くする事で、そのようなイメージを人の脳に焼き付けます。香りも同じで、好感を持たせる効果があるものとフェロモンが組み合わさる事で相乗効果が出る事を期待して、香水は臭いの成分を配合しているのです。全くの無臭であれば、香水と認識されずに、ただの水として売られているようなものとなるからです。香りや味がしなければ認識できませんので、認識できない水のようなものを売っても、効果がはっきりでなければ売れなくなります。言い換えると、フェロモン自体に臭いがなく、又効果も緩慢な為、香水である事を主張する為に臭いを付加しているのです。そうなると、効果がなくても売れるからです。

鼻でフェロモンを感じる部分

前述したように、鼻で感じる部分は鋤鼻器官です。これは、鋤骨という鼻の中にある骨にある感覚器官です。男性であれば女性の良い所を、女性であれば男性の良い所を感じて異性が近づく為の器官ですので、通常の感覚器官より繊細で微妙な器官です。鼻自身が脳に近く、嗅覚によって記憶が呼び起こされるように、嗅覚よりも小さい器官ですが、より脳に近い部分にある為、子孫を作るという事に関して本能的に反応する特性があります。ここに刺激を受けると、フェロモンの科学的な信号を視床下部に送ります。視床下部は、人間の根源的な生命維持に繋がる機能、例えば体温調節や呼吸、食欲、性行動などを制御する部分なので、ここに刺激が送られる事で、本能的に感じる事ができるのです。本能的に感じた事に関しては、理由を考えても分かりません。思考は大脳皮質への刺激によって起こる高次脳機能であり、視床下部は根源的な事を制御する部分ですので。そう考えると、顕在意識は大脳皮質によって動かす事ができますが、潜在意識は視床下部への刺激によって動かされ、視床下部の刺激は理路整然とした理由が無くても本能的に突き動かされるような行動に出る事になるのです。フェロモンも食欲や排便、睡眠、性行動などと同じように本能的な行動となっている科学的な理由がここにあります。そしてこの鋤鼻器官を刺激する事ができればフェロモンを感じている事と同様の事が起きるのです。

香水と体臭対策の相関性

香水は嗅覚を刺激するものではありますが、鋤鼻器官も鼻の中にあることを考えると、清潔な香水の匂いであれば、フェロモンを感じる事があります。体臭などの他人が嫌がる臭いは、感覚的に嫌悪感を催しますが、見た目に汚い人も嫌悪感を催します。これも視床下部と大脳皮質の連係によるものです。視床下部は本能的に感じる為、理由を探しても分析できませんが、分析できなくとも分析しようとするのが大脳皮質です。つまり、経験上清潔であれば好感が持てると言う大脳皮質の判断と本能的に好感が持てるというフェロモンから視床下部への刺激が交錯する事によって、体臭は嫌悪、香水は好感という図式ができあがっている人に取っては、香水はフェロモンの代わりになるのです。言い換えると、きつい香水の匂いが嫌いで、汗をかいた匂いが好きな人に取っては反対の作用が起こります。フェロモン自体が無臭だというのは本当ですが、脳下垂体と大脳皮質の制御の仕方によって、この辺りの好き嫌いは個人差が現れるのです。体臭は臭いという方は自分が体臭によって嫌な経験をした事がある可能性があり、体臭が好きだという人はその臭いの特徴に自分にはないものを感じて、性的な衝動を僅かに起こしている可能性があります。体臭自体は汗と皮質の混合による老廃物の臭いなので、一般的には嫌悪されるのが普通ですが、経験や感性によっては好感に変わる事もあるのが、人間の多様性となります。

フェロモンには未知の部分が多い

以上のように、フェロモン自体に臭いはないというのは本当の事ですが、潜在意識に訴えかけているものを総称しており、フェロモン自体の存在は確実です。無味無臭であれば、科学的に分析、説明するには限りがありますので、この現象の本当の作用というものが全て解明されたわけではありません。大脳皮質における理性的、分析的な行動と視床下部における本能的な行動が一対のシーソーのように動く場合もあれば、どちらもが興奮して一致する場合もある為、簡単に解析する事はできないのです。それこそ、個人個人の経験も見えませんので、好み、感性というものが科学的に分析できないのと同じ事です。将来にわたって、深く研究され続ければこの分野も科学的に解明される日が来るかも知れませんが、現在の所分かっているのは、鋤鼻器官で刺激され、その信号が視床下部へ行った結果、好感として現れたり、性的衝動を起こしたりするのがフェロモンだという事です。科学的、化学的に解明ができなくとも、人類は太古の昔からこれを感じ、推定してきました。感じる事が如何に凄いことか、大切な事かは脳ではなく身体が分かっていると言った方が良いでしょう。フェロモンには未知の部分が多い方が、これからの男女にとってもいつまでも魅惑的で、楽しいものの1つとなるはずです。そして、だからこそそれを探究する事も人間にとって大切な研究の1つであると言う事ができるのです。

フェロモンの本当の部分

存在自体は間違いないものですが、分析したり説明するにはまだまだ謎の多いのがフェロモンです。では本当に解明されて、自由に使えるとなるとどうでしょう。悪用される可能性が高くなります。本能的にコントロールされる事が良い事だと思えるでしょうか。通常の人間であれば嫌悪します。当然ながら、日常においては香水や清潔感を出す為の服装などで人間は見た目と臭いで努力をしています。それは、フェロモンがどうやったら出るのかが分かっていないからであり、理解して自由に使えたりすると、人は怠慢になります。人は求めるからこそ自身を向上させ続ける事ができます。持ってしまえば努力を怠るようになり、発展も変化もしなくなります。つまり、人間という種が子孫を変化させながら残していくようにインプットされたシステムだとすれば、極力解明されない方が、種の存続には利益があります。その為、解明しにくい複雑なシステムが視床下部にあり、それに対して大脳皮質で分析する事によって更に視床下部でのシステムを分かりにくくしているとしたら、人類だけでなく、動植物に共通した生命を存続させる為のシステムなのかもしれません。神秘的だからこそ、無臭であり、無臭であるからこそ神秘的であるのが理想的な姿なのでしょう。そして未知の部分は本当に魅力的なものを感性で捉える為の第六感に繋がるとしたら、人間の感性はまだまだ発展する可能性もあると考えられます。

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