体臭だけでなく、柔軟剤の臭いまで!?スメハラ問題とその対処法

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体臭だけでなく、柔軟剤の臭いまで!?スメハラ問題とその対処法

糸ようじをしている女性

スメハラという言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても内容を詳しくご存じない方もいるかもしれません。最近はスメルハラスメント、略してスメハラでトラブルになる例が少なくありません。
スメルは臭い、ハラスメントは嫌がらせという意味です。つまりスメハラは臭いによって周囲に不快な思いをさせることです。周囲を不快にさせる臭いというと、体臭や口臭をイメージするかもしれませんが、香水や最近出回っている香りが強いタイプの柔軟剤の香りなども含まれます。使っている本人にとっては良い香りであっても、周囲が不快だと感じればそれはスメハラになってしまいます。このため、本人が良かれと思ってやっていることでも嫌がらせになることがある、誰でも加害者になり得る、というのがスメハラの特徴です。
また、臭いの問題というのはどんなに良好な関係であっても指摘するのは難しく、問題が表面化しにくいです。そのため、被害者が長期間にわたって我慢している例も少なくありません。
このようなスメハラの加害者にならないためには、自分の臭いに常に気を配ることが大切です。自分で臭いを感じなくても、周りが感じているということはよくあります。体臭が気にならなくても体を常に清潔にすることは大事です。また、病気や飲んでいる薬、サプリメントでも体臭が変わることがあります。そういった場合の体臭は自分の努力だけで対処できないこともあるので、医師に相談するのが良いです。体臭の種類によっては治療が必要になるかもしれませんが、体臭の問題を根本的に解決できる良い機会だと捉えましょう。
香水の付け過ぎにも気を付ける必要があります。また、ニオイに敏感な人は柔軟剤の香りでも具合が悪くなることがあるので、香りの強いタイプの柔軟剤を使う時は少な目に留めましょう。

笑えない!スメハラの例

ある三十代女性は、直属の上司の体臭が臭すぎることに悩んでいました。直属の上司は五十代後半で、そういう年齢になれば体臭や加齢臭くらいするものだとは思っていたのですが、その上司の臭いはあまりにも強烈でした。夏に三日くらいシャワーを浴びていないような体臭が冬でもするのです。
女性だけでなく同じ部署の若手の間でも問題にされていて、女性は「〇〇さん(体臭のきつい上司の名前)の体臭きついですよってさりげなく言ってもらえませんか?」と後輩に懇願されることもありました。確かに女性はその上司からの信頼が厚く、比較的関係も良好でしたが、それでも体臭のことを指摘するのは難しいものです。とはいえ自分も周りも不快な思いをしているのは確かだったで、女性はどうすれば良いか悩みました。
打開策が見つからないまま季節は夏になり、上司の体臭はさらにきつくなりました。我慢ができず、女性はついに上司に指摘することにしました。「〇〇さんって、最近体臭が強くなりましたか?」
しかし上司は人の好さそうな笑顔で「これでも夏場は二日に一度シャワーを浴びるようにしているんだよ?」と言いました。女性は眩暈がしてくる思いでした。
しかし彼女の後輩の女性社員は上司のきつい体臭に本気で眩暈がしたようで、気分が悪くなったと言いその場でうずくまってしまったのです。驚いた別の上司が女性たちの話を聞き、臭い対策をするよう言ってくれたので上司の体臭問題は解決しました。しかし女性は後輩が倒れなければ今頃どうなっていたのだろう、と考えるたびにぞっとしているそうです。

笑えない!別のスメハラの例

ある新社会人の男性は、指導係の女性社員の体臭に辟易していました。その女性社員は四十代半ばで、体臭がいわゆる「おばあちゃんの臭い」だったのです。彼女はずっと仕事一筋で女性らしく身ぎれいにするタイプではなかったので自分の臭いにも無頓着だったのでしょう。体は洗っても制汗剤の類は使ったことがなさそうでした。「おばあちゃんの臭い」というと懐かしさをイメージする方もいるかもしれませんが、男性は人一倍鼻が敏感だったので、ほんの少しの体臭でもとてもつらかったのです。特に男性は、まだすべての仕事を覚えていないので、指導役の女性とは会社にいるほとんどの時間を一緒に過ごします。そのため、女性の体臭対策は急務でした。
ある時男性は、直接「ちょっと体臭が…」と女性に伝えました。異性に指摘された女性はかなりショックを受けたようですが、必ず対策をすると男性に約束しました。
男性はほっとし、これで女性の体臭を気にせずのびのびと仕事ができると大喜びしました。ところが翌日出社して愕然としました。男性に挨拶をしに近づいてきた女性の体から、前日とは別の強烈な臭いが漂ってきたのです。それは、人工的な強い花の香りと彼女の体臭が混じり合った臭いでした。彼女は体臭がきついと言われ、きっと強い香水を体中に振りまいたのだと男性は思いました。と同時に、頭痛と吐き気を覚え、トイレに走りました。女性には前日飲み過ぎて吐き気がしたと嘘をつきましたが、男性はどうすれば良いのか困り果ててしまいました。

臭いのことを相手にどう伝えるか

前述した通り、自分が臭っていることは気づきにくいです。このため、スメハラ問題を解決するには周囲がいかに本人に伝えるかということが重要になってきます。はっきりと「臭いますよ」と言うのがベストですが、そんなことはなかなかできないですよね。そこで、臭いのことをさりげなく伝える方法を紹介します。
例えば、タバコの臭いや口臭がひどい人には、ガムや飴をあげてみましょう。あからさまな口臭対策のものでなくとも、ミントやハーブが配合されている一定の効果が期待できます。「お疲れ様です」と一言添えて渡せば印象が悪くなることはありませんし、乾燥している時にのど飴を渡せば気が利く人だと思われるかもしれません。ポイントは、喫煙した直後や食事の後に渡すこと、そしてしつこく渡し続けることです。続けていると「もしかして自分、臭い?」と気づいてくれるかもしれません。
次に、臭い対策について、「あくまで自分のこととして」訊ねてみるという方法。「私、最近体臭がきついんじゃないかと悩んでいて…」と切り出し、効果的な臭い対策について訊ねてみるのです。また、「自分でできる体臭チェック法」などを話題に出し、一緒にやってみようと誘うのも良いかもしれません。
臭いに関する問題の多くは人と人の物理的な距離が近い職場という小さな社会で起こっています。仕事だけの関係であっても、やはり人間関係を壊すことなく問題を解決したいですよね。このように婉曲に伝えるスキルを身につけておくと臭いで問題になった時に役に立つことがあるでしょう。

一番良いのはやはり、正直に伝えること

前述したようなスキルを活用したとしても、鈍感な人には伝わらないかもしれません。特に自らのきつい体臭などに気づいていないような人は感覚が鈍い場合が多いです。そういった人には直接伝えるしかありません。
考えてみれば、スメハラ加害者も「臭いを指摘される」一時のショックよりも、「誰にも指摘してもらえなくてずっと臭いと思われていた」ことの方がつらいはずです。
自ら伝えるのが難しい場合は、信頼できる上司にこっそり相談してみましょう。この時、問題の張本人と仲の良い人か、立場が上の人に相談するのがポイントです。臭いが業務に支障をきたしていると知ればその人も問題の解決に積極的に動いてくれるはずです。また冗談を言い合えたり、思っていることをズバズバ言える関係の人であれば、しっかり指摘してもらえるでしょう。さらにスメハラ加害者と同性であるということも重要です。異性に臭いのことをしてきされると、ものすごく傷ついてしまうことがあるので、誰かに指摘してもらう場合は必ず加害者と同性の人にお願いしましょう。
もし、そういった人がいない場合は自分で問題を解決するしかありません。その場合は、できるだけ柔らかく言うようにしましょう。例えば香水がきつい人であれば「その香水、素敵な香りですけどさりげなく香らせる方がもっと素敵ですよ」など。体臭がきつい人であれば、「体調は大丈夫ですか?最近何だか体臭が変わった気がします」と気遣う方向が良いでしょう。
体臭や香水、柔軟剤など臭いの問題は多岐に渡りますが、相手を立てたり、気遣いつつ問題を解決する方法は必ずあるはずです。加害者も被害者も、スメハラ問題ときちんと向き合うことが最短の解決法であると言えるでしょう。

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