唾液の量が少ないと口臭の臭いの原因になることがある

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唾液の量が少ないと口臭の臭いの原因になることがある

息の臭いをかく男性

口は体の中で、一番多くものが出入りする場所です。食べる、飲む、空気を吸い込むといった行動で、様々なものが人体に入ります。息やげっぷなどなどをすれば口外にも出て行きます。なので、どうしても臭いが生じやすくなります。
口臭の原因で大きいのが、唾液の量です。リゾチームという酵素が含まれていて、これには細菌を殺す作用があります。リゾチームの殺菌力のおかげで、細菌の繁殖が抑えられて口臭が抑えられています。
朝起きた時は口の中が乾いていることが多いので、誰でも普段より口臭がします。寝ている間は分泌量が減っているので、殺菌力が低下しているからです。
そして食べカスなどが分解・発酵するので口臭が発生します。また、空腹時や食欲がない時、長時間緊張している時や生理の時にも分泌量が減り、口臭がきつくなります。
口臭を予防するためには、いかにして唾液の量を多くするかがポイントになります。もし普段から口の中が乾いているような人は、臭いがきつくなっている可能性があります。
ここでは、適切な唾液の量や効果的な分泌の仕方についてみていきます。
口臭のせいで対人関係が悪くなってしまうということも、残念ながらあります。あまりにも気にしすぎて心に傷を負ってしまうのは避けたいことですが、対策方法はいろいろあるので考えて実行していきましょう。そうすれば口臭のことで悩まされずに自信を持って生きられるようになるでしょう。

正常な唾液の量は1日1.5L

正常な唾液の分泌量は、1日1.5Lです。500mlのペットボトルで3本分もの量が1日だけで出ているということです。
唾液を作っているのは口の周りにある3ヶ所の唾液線です。それぞれ耳下腺(じかせん)・舌下腺(ぜっかせん)・顎下腺(がくかせん)と呼ばれています。噛んだり喋ったりするとここから分泌されます。
唾液の3台機能と言われているのが、歯の再石灰化を促すこと、消化酵素(アミラーゼ)で食べ物を分解すること、そして抗菌作用で菌の繁殖を抑えることです。
3つ目の抗菌作用が、まさにリゾチームの働きで細菌の繁殖を抑えて口臭を防いでくれます。
唾液の分泌量は人によって異なり、若い人の方が多く、年齢とともに減少してしまいます。また、糖尿病の人やストレスの多い人も分泌量が減少します。
口臭の原因になっているのが口の中にすみついている嫌気性菌で、この菌が増えると口臭が強くなります。嫌気性は酸素が嫌いという性質を持っていて、歯と歯茎の隙間、舌苔、プラークなどの中で酸素に触れないようにして生きています。
よく噛んで食べると口の中に酸素が行き渡って嫌気性菌の力が弱まるのですが、あまり噛まずに飲み込んでしまうと唾液の分泌量が増えないので、嫌気性金の勢力が強まって口臭が強くなってしまいます。
正常な唾液の量は違いますが、口臭対策のために分泌量を増やす鍵は、よく噛むことです。そうすれば口臭の原因となる嫌気性菌の力を抑えることができます。

ノンストレスでよく噛んで口臭対策

唾液の分泌量を増やすために一番実践しやすいのは、食事の時に噛む回数を増やすことです。色々な口臭対策グッズを買うよりも、まずはこれを実践してみるといいです。グッズで対策するのは無駄ではありませんが、あくまでも対処療法なので根本から口臭を改善するには、よく噛む癖をつけましょう。
最近ではよく噛まなくても食べられるものが増えたために、咀嚼回数と時間が減少したと言われています。すると咀嚼に関係している筋肉が衰えて、分泌も減ってしまいます。ファストフードやスナック菓子などを食べてはいけないというわけではありませんが、そういうものを食べる時にもよく噛む癖をつけておくことが大切です。
できれば繊維質の多い噛み応えのあるものを食事に取り入れて、食事に時間をかけて食べるようにしましょう。
食事にあまり時間をかけられないという人ならば、ガムを噛んで咀嚼回数を増やすのも有効です。臭いのケアができるようなガムではなくても、普通のガムでも噛むことで口臭対策につながります。
また、普段からストレスを溜めないように気をつけましょう。ストレスを感じている人は、自律神経の働きが乱れて、分泌の減少を招くことが多いです。これが最近問題となっているドライマウスで、これもストレスによって引き起こされる病気の一つと考えられています。ストレスをゼロにするのは難しいですが、イライラしたら深呼吸をする、考えすぎないようにするなどして、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

マッサージと食べ物で口臭対策

他の方法として、唾液腺のマッサージをするというのもあります。耳下腺、舌下腺、顎下腺といった腺を刺激すると、分泌を促進できます。この3つの腺のうち、一番大きいのが耳下腺です。耳たぶの少し前のところにあるので、ここを優しく指で圧迫してあげるといいです。やる時にはマッサージクリームなどを使って肌を傷めないように注意しましょう。
また、食べ物で分泌を増やす方法もあります。まず噛む回数を増やすのにも役立つのが硬いもので、スルメ、キャベツ、ごぼう、などです。野菜は繊維質が多いので咀嚼回数を増やすことができます。
また、酸っぱい食べ物も口臭対策には効果的です。酸味が分泌促進効果を与えてくれますし、酸性の食べ物に含まれている有機酸には臭いの原因になるタンパク質を分解する働きや、食べカスが腐敗・発酵するのを防ぐ効果も期待できます。例えば、梅干し、レモン、酢、グレープフルーツ、などがあります。
また、分泌を促進させるアルギン酸が多く含まれている海藻類と言われている、めかぶも使えます。めかぶはワカメの根元の部分で、口臭対策にも効果があるということで話題になったことがあります。口臭対策で使うならば、乾燥めかぶを用意して1cm×2cmほどの長方形にカットして、噛まずに口の中で転がすようにしてしゃぶります。口の中で出汁をとるイメージで行うといいです。同じ要領で、昆布やお茶っ葉でも同じようにして臭い対策ができます。

口臭対策は日頃の習慣から

口臭対策には、唾液の分泌を増やすことが不可欠です。もし口の中が乾いているような感じがしていたら、臭いが発生している可能性があります。
人によって異なりますが、1日1.5Lが平均なのでこの値に近づけるように頑張ってみましょう。
日頃からよく噛んで食べるようにするのは、すぐに実践できることなので取り組みやすいでしょう。飲み込むようにして食べてしまうと咀嚼回数が少なくなるので、よく噛まないと飲み込めないものを食事のメニューに取り入れてみましょう。もしくは、ガムを使って咀嚼回数を増やすのもありです。
口臭の対策グッズは色々販売されているのでそれを使ってもいいですが、根本的な解決のためには分泌状態を正常にしてあげることが大切です。
よく噛まないでいると咀嚼筋の働きが弱くなって、耳下腺などの分泌腺の働きが弱くなることもあるので、よく噛むことを常に意識するようにしましょう。
また、ストレスによって分泌が増えるとも言われているので、ストレスを溜め込まないように深呼吸や考え方を変えるなどしてリラックスできる方法を身につけておくことも大切です。
口が乾燥していると感じている人は、まずは口の中の潤いを取り戻すことを意識してみましょう。そうすれば、気になる臭いとおさらばできる可能性が高くなります。
自分のためにも、周りへのエチケットのためにも、日頃からできることを実践して口臭対策をしておきましょう。

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