糖質制限で炭水化物をするとなぜダイエット臭が発生するのか

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糖質制限で炭水化物をするとなぜダイエット臭が発生するのか

手にスプレーする男性

糖質制限ダイエットは、炭水化物を抜くことで肥満ホルモンインスリンの分泌を減らして、ブドウ糖が体脂肪として蓄えられるのを防ぐことで痩せる方法です。
今までは脂質こそがダイエットの敵と考えられてきましたが、最近では炭水化物が分解されてできるブドウ糖こそが肥満の原因という考え方にシフトして、糖質制限ダイエットが注目されています。
この糖質制限ダイエットは、確かにダイエットの効果が高いです。実際、短期間で痩せたと言う人も後を絶ちません。
血糖値が改善したり、美容にも良いというメリットもあります。まるでいいことづくしのようですが、実は大きなデメリットとして独特のダイエット臭が強くなるということが挙げられます。女性であればせっかく綺麗になるためにダイエットしているのに、ダイエット臭が出てきて魅力が損なわれたらかなり残念なことになってしまいます。もちろん男性も要注意です。
自分の臭いというのは、鼻が慣れてしまうと感じられなくなるものです。最初のうちは気になっていても、だんだん鼻が慣れていくと何も感じなくなってしまいます。
しかし、周りの人は違います。周りの人も次第に鼻が慣れていくということはありますが、その前に「体臭がきつい人」という印象を持たれてしまう可能性があります。
ここでは、なぜ炭水化物を抜くとダイエット臭が出る可能性があるのか、どんな臭いがするのかを詳しく見ていきます。もしかしたらという人は気をつけましょう。

ダイエット臭とはどんな臭い?

糖質制限をした際に出る臭いは、通称ダイエット臭と呼ばれています。専門的にはケトン臭と呼ばれることもあります。
果物が腐った時のような甘酸っぱい臭いで、これが口臭や体臭として発生します。
なぜケトン体が発生するかというと、ブドウ糖を補うためです。糖質制限で炭水化物やブドウ糖を抜くと、体がブドウ糖不足を感じます。すると肝臓が体脂肪を分解して、ケトン体というブドウ糖の代わりとして使えるエネルギー物質を生成します。
糖質制限ダイエットでケトン臭がきつくなるのは、始めたばかりの人が多いです。体が徐々にケトン体をエネルギーとして使えるようになると、臭いは消えていくことが多いです。この体質になるまでにはダイエット臭に悩まされる可能性があります。人によって期間は異なりますが、だいたい3ヶ月〜半年ほどで臭いが自然に消えることが多いです。慣れると血液中にケトン体が排泄されなくなるので、臭いがおさまります。
ケトン体はアセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸で構成されていますが、このうち体臭や口臭の原因になるのがアセトンです。アセトンは揮発性があり、体臭として排出されやすいですし、呼気に混ざって口臭の原因となることも多いです。アセトンは特に運動不足の時に多く発生します。
エネルギー源であるブドウ糖を使い切ってしまい、蓄えられている体脂肪を分解して痩せるというのが糖質制限の目的なので、炭水化物を抜くからには避けては通れない道です。

なぜケトン体で臭くなるの?

なぜ糖質制限で炭水化物を抜くとダイエット臭が発生するかというと、ケトン体が生成されて血液を通して体全体に行き渡るからです。ケトン体は水溶性で、体液などにも浸透します。例えば汗や尿などの水分にも溶けるので、汗をかいた時にケトン体が一緒に流れ出してダイエット臭が出てしまいます。
なので、特に脇の下など汗をかきやすい部分は臭いがきつく感じられることが多いです。また、尿にも溶け出すので、トイレで尿を出した時に強烈な臭いがすることもあります。
さらに、ダイエット臭は口臭としても強く出ることが多いです。肺に吸い込んだ酸素を全身に送り出すために、肺は血液が多く集まる場所になっています。なので、臭いの原因となるケトン体も集まっているので、肺から排出される呼気が口臭として広がってしまいます。
これを防ぐためには、なるべく早くアセトンを尿から出してあげることが対策になります。なぜなら、尿に溶けて出ていけば体内のケトン体の量を減らすことができるので、結果的に臭い成分を減らせるからです。
また、ケトン体は酸性物質なので、アルカリ性食品を食べることで体を弱アルカリ性に傾けると、臭いが改善されるとも言われています。アルカリ性食品は、例えば野菜、海藻類、果物、などです。また、クエン酸も肝臓の機能を強化して解毒することで臭い対策になると言われています。例えば酢や梅干し、レモンやグレープフルーツなどがオススメです。

極端な制限だとなぜ臭くなりやすい?

臭いが出る原因はケトン体なのですが、この臭いは極端な糖質制限をしている人ほど出やすくなります。
糖質制限にもレベルがあり、1日3食主食を抜いてほぼたんぱく質と脂質からだけ栄養をとる方法は、最もレベルが高いです。この極端な方法を選んで実行すると、臭いがきつくなることが多いです。
極端に炭水化物を制限すると、それだけブドウ糖が不足して体脂肪を分解して作るケトン体の量が多くなります。そのため、それに応じて口臭や体臭もきつくなります。
心筋や骨格筋がすぐにエネルギーとして使えるようになり、腎臓で再吸収できる力が備わればこの匂いも消えていきますが、それまで待てないのであれば、極端な糖質制限ではなくゆるい制限にしておいた方がいいでしょう。
ゆるい方法というのは、1日1〜2食までは炭水化物を摂取する方法です。抜くのは夕食の時がオススメです。夕食の時間帯は一番体脂肪に変換されやすく、その後動かないのでエネルギーも使われないので太りやすいからです。夕食後にほとんど動かずにお風呂に入って寝るだけという人は、夕食の主食を抜くといいでしょう。この方法ならばケトン体が大量生産されるのを防ぐことができるので、臭いがきつくならずにダイエットを継続できる可能性があります。
また、運動不足になると臭いがきつくなりやすいので、食事制限だけではなく適度に運動をしてみるといいでしょう。有酸素運動だと脂肪が燃えやすくなるのでオススメです。

臭いに注意しながらダイエットしよう

糖質制限をする限り、ブドウ糖不足を補うためにケトン体が発生します。このケトン体生成の段階に持っていくのがメインと言ってもいいくらいなので、ケトン体によるダイエット臭については対策を考えておきましょう。
いきなり極端な制限をするとケトン体が増えすぎて臭いがきつくなりやすいので、1日1〜2食は主食を食べるなど、ゆるい制限から行うのが対策としてはオススメです。この方法だと痩せるスピードは遅くなってしまいますが、糖質を食べたいという欲求も満たすことができるので、続けやすいでしょう。
絶対に3食主食を抜いて糖質制限をするという人は、ダイエット臭には注意しましょう。もし嗅いだことのない甘酸っぱい臭いが自分の服などについていたら、臭いが発生している可能性があります。体臭や口臭は慣れてしまうと自分では気付きにくく、周りの人も遠慮して言わないというケースも多いです。
特にダイエットを美容目的で行っている人は、スリムだけれども臭いがきつい人と思われるのは避けたいものです。
糖質制限をしても特にダイエット臭が出なかったという羨ましい体質の人もいますが、結構高い割合で臭いの問題に悩まされる人が出ているので、自分もやっている人は気をつけておきましょう。
対策としてはゆるい制限にする、運動不足を解消する、水をたくさん飲んで排出する、などがあります。どれもやろうと思えばできることばかりですから、実践してみましょう。

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